あなたは今の仕事が「自分にとって最良の仕事である」と断言できるでしょうか。
今より人生を楽しくするためには、自分にとって最良の仕事を見つけ出すことが不可欠です。
今回は「自分の仕事を見つけるための考え方」についてお話します。
1.「働き方」は重要ではない
最近、時代の変化に即した新しい働き方に注目が集まっています。
特に最近は小さい資本で起業したりフリーで活動したりと、アイデアさえあればそれを実行に移すことが容易になってきています。
しかし、焦点が当たりがちな働き方自体は「手段」に過ぎません。
大事なのは、何を自分の仕事にしていきたいのか、仕事を通して何を実現していきたいのかということです。
その上でどのような仕事や働き方が自分にとって最適であるかを考えていくべきです。
2.いまいる自分の世界にとらわれない
「自分の仕事」をさぐる上でまず考えたいことは、自分の中にある「常識」を疑ってみることです。
「自分が本当にやりたいことはなんだろうか」という質問を自分にする前に、まずはあらゆる「常識」を取り除いてみることをおすすめします。
時代が激しく移り変わる現代においては、先人が構築した「常識」が必ずしも正しいとは限らないからです。
また、「常識」というのは、「家族の中の常識」「会社の中の常識」など、自分が所属するグループによって異なります。
いつの間にか「自分の中の常識」が構築されているのです。
ほとんどの「常識」は多くの人にとって正しいのかもしれません。
しかし、常識的な考え方だからといってそこから何も考えなくなってしまうと、自分に最適な答えは永遠に見つからなくなってしまうかもしれません。
今あなたが会社に勤めている場合、社員が会社の評価基準に沿って働くことはその会社にとって常識であり、なおかつあなたの常識になっています。
しかしそれが自分のキャリア形成においてプラスになっているかどうかは、その常識の外からよく考える必要があります。
「自分の仕事」を探す上で障害になってしまうこれらの常識を除去するには、会社外の友人と交流を持つようにすることが重要です。
自分が普段触れている世界と異なる人の話を聴くことは、自分のバランス感覚を保つためにも有効な手段です。
3.仕事を通じて○○する
「仕事=お金を対価としてもらうもの」と考える人は多いでしょう。
現代的で常識と言える考えです。
しかし、このスタンスは健全でもないし幸せでもないと思います。
【仕事はお金のためにやっている→やりたいからやってる訳ではない】ということです。
もっと健全でない考え方はこちら↓
【仕事をしてストレスが増える→そのストレス量に相応しいだけの給与を要求したくなる→高給な仕事を追い求める】
もしかしたらストレスの原因をとりのぞけば、今あなたが必要と思っているほどの稼ぎは必要ないのかもしれません。
仕事を通じてお金をもらうことよりも、働くことによって自分の生活が豊かになるのかどうかが重要です。
4.『好きなことで生きていく』をなめてはいけない
よく「好きなことを仕事にするのは困難」ということが話題にのぼります。
常識的な考えです。
しかしこれも「本当に困難なのだろうか?」と疑ってみることが大切です。
この点、考え出す前から諦めてしまっている人が多いと思います。
人より努力せずに人より秀でようとすることは、自分がもともと人より優れているというおごりでしかありません。
人よりも秀でることは、当然ながら努力が欠かせません。
それは好きなことを仕事にする場合でも同じです。
しかし、好きなものであれば、好きでやっているわけではない人に比べて、アドバンテージを持てることは間違いありません。
好きであるということはそれだけで強みになります。
さらには「自分が実現したいこと」があるのであれば、それに傾けられる原動力は大きなものになるはずです。
『好きなことで生きていく』ことはそういった強みがあるのです。
5.まとめ
あなたがもし「自分の仕事」がまだ見つけられていないとしたら、考えをリセットしてから探し始めてみることを試してみましょう。
あなたが立つべき本当のステージに乗るために、まずは今できることから始めましょう。