【アフィリエイト】最短で結果を出すためのサイト作成手順

今回は「アフィリエイト初心者が最短で結果を出す」というテーマでアフィリエイトサイトの作成手順について書いていきたいと思います。

 

 

1.なぜ最短で結果を出すことが重要なのか

まずは、できる限り早く結果を出すことにこだわることが重要です。

本業にしろ、兼業にしろ、アフィリエイトを続けていくにあたり、早く結果を出すことは最重要項目だと思います。

まず、結果がなかなか出ないと続きません。

逆に、まぐれでもいいから比較的短期間で結果が出ると、モチベーションを維持することができ、作業を継続できます。

結果が出れば、サイトを作るという作業も習慣化します。

なんでもそうですが、結果を出すためには、そのために必要な作業を「習慣化」する必要があります。

 

また、「機会損失」という観点からも、最短で結果を出すことは重要だと思います。

成功までの時間が長くなるほど、その間に様々な収益機会を見逃すことになります。

機会損失を最小化するためにも、作業を習慣化させて可能な限り最短で結果を出すことは重要ということです。




2.アフィリエイトで稼げることを確信して、本気になる

ちまたでは、「アフィリエイトで月5000円以上稼いでいるアフィリエイターは全体の5%」とか「アフィリエイターの8割が月1000円未満の報酬」という調査結果がありますが、この調査結果を参考にする必要はありません。

たいして稼いでいない人、副業で中途半端にアフィリエイトをやっている人ばかりにアンケートをしているからです。

 

また、「アフィリエイトって本当に稼げるんですねっ!」みたいなことを言う人がいますが、アフィリエイトで稼げることはゴールから考えれば分かります。

ここでのゴールとは、大手ASPは上場しているという事実です。

A8を運営している株式会社ファンコミュニケーションズは2005年11月にジャスダックに上場。

その後、2006年6月にジャネット(株式会社アドウェイズ)、7月にバリューコマース、9月にアクセストレード(株式会社インタースペース)がマザーズに上場しています。

つまり、ASPは上場するほど儲かっているのです。

 

では、ASPはどうやって儲かっているのか?

それは、アフィリエイターが広告主の商品やサービスをネット上で売った結果です。

多くのアフィリエイターが多くの商品やサービスを売った結果、ASPは上場できるほど利益を出すことができています。

当然、たくさん売ることができるアフィリエイターにも多くの報酬が広告主から支払われます。

その報酬は会社の給料のように天井はありません。

売れば売るほど報酬も大きくなります。

 

稼げるかどうか半信半疑で始めても、なかなか作業に力が入りません。

本気になれません。

まずは、「結果さえ出せば、アフィリエイトで会社の給料以上の報酬を稼ぐことができる」と確信することから全ては始まります。




3.ジャンル選定がその後のアフィリエイト人生を決める

アフィリエイトに取り組む上でとても重要なのがジャンルの選定。

「最初に選ぶジャンル選定が、その後のアフィリエイト人生を決める」と言ってもいいでしょう。

最短で結果を出すための最重要項目の1つが「ジャンル選定」です。

裏を返すと、ジャンル選定を間違えると、頑張ってもなかなか結果が出ないということになり兼ねません。

 

では、どうやって参入するジャンルを決めるのか?

それは、「稼いでいるアフィリエイターの多くが参入しているジャンルを選ぶ」ということです。

自分が得意としているジャンルから選ぶのではなく、結果を出しているアフィリエイターが多いジャンルから選ぶということです。

別の言い方をすれば、「儲かるところで勝負する」「少ない労力で多くのリターンを得られるところで勝負する」ということです。

稼いでいるアフィリエイターが参入しているジャンルの共通点は「報酬が大きい」「売りやすい」「年間通して出る」「報酬が低くても数が取れる」などがあります。

たとえば、以下のようなジャンルです。

 

  • 脱毛・脱毛器
  • 肌ケア・美肌
  • ダイエット
  • 健康食品・サプリメント
  • 求人・転職・アルバイト
  • クレジットカード
  • 育毛剤・育毛シャンプー・白髪染め

 

 

上記のようなジャンルから自分がサイトを作れそうなジャンルを選ぶといいと思います。

ジャンルというのは生モノみたいなところがあり、賞味期限があります。

賞味期限が長いジャンルもあれば、ちょっとしたルールの変更で賞味期限が短くなることもあります。

大切なのは、「今現在、そしてこれから稼げるジャンル」を見極めることです。

そのヒントとなるものに、「ASPから届くメール」があります。

「ASPから届くメール」を面倒がらずにチェックし続けることで、アフィリエイトで稼げるジャンルや勢いのあるジャンルを見極めることができます。

「2年前にはなかったジャンルの広告主が増えているな」「最近、このジャンルはアフィリエイト報酬が高くなっているな」といったことに、「ASPから届くメール」をチェックし続けることで気づくことができます。

広告費用が高い「駅広告」や「電車内広告」や「街の看板広告」などにも、どのジャンルの広告主が資金を投じているのか感じることができます。

高い広告費を出してもペイできるということは、それだけそのジャンルの需要があるということです。

アフィリエイトは広告ビジネスなので、時流に敏感になりながら、ちょっとした変化を見逃さず、自分が参入するジャンルを選定していきたいところです。

 

 

アフィリエイトは広告主の広告費に依存しているビジネスです。

利益が減っている広告主は、当然ですが、広告に投資できる費用も減っていきます。

逆に、利益が増えている広告主は、アフィリエイト広告の出稿に積極的になります。

つまり、潤沢な広告費用を投資できるということです。

アフィリエイトで稼ぎたければ、広告費をかけられない広告主よりも、広告費に余裕のある広告主を積極的に紹介すべきです。

 

では、「広告費に余裕のある広告主(=アフィリエイトで稼ぎやすい広告主)」を知るにはどうすればいいか?

それは、ASPの管理画面で「報酬額」や「承認率」や「EPC(=1クリックあたりの稼げる金額のこと)」などのデータを見ることによって知ることができます。

ただし、「報酬額」は誰でも見ることができますが、「承認率」や「EPC」といったデータは多くのASPでランク制となっており、ある程度稼いでいるアフィリエイターでないと見ることができないASPがほとんどです。

レントラックスなら管理画面で見ることができます)

特に、重要なのが「EPC(1クリックあたりの稼げる金額)」。

「EPC」は「報酬額」「承認率」「CVR(成約率)」「CTR(クリック率)」といったデータをまとめた数値だからです。

つまり、「EPCが高い広告主」は「アフィリエイトで稼ぎやすい広告主」と言えます。

先ほど、「最短で結果を出すことが重要」と書きましたが、「報酬額」「承認率」「EPC」が高い広告主をPPC広告などで集客することによって最短で結果が出せますし、アフィリエイトで稼げるという確信も早い段階で得ることができます。




4.参入ジャンルのキーワードの中間から下を攻める

「稼いでいるアフィリエイターの多くが参入しているジャンルを攻めろ」と言うと、「ライバルが強すぎて勝てないのでは?」と言う人がいますが、それはビッグキーワードに限った話です。

俗にいうミドルキーワードやスモールキーワード、2〜3語の複合キーワードなら勝てる可能性は十分にあります。(ロングテールキーワード)

そもそも、月数百万以上稼いでいるアフィリエイターは、大きなリターンが期待できるキーワードばかりを狙う傾向があります。

多くのアクセスを期待できないキーワードでSEO対策をしても、労力の割に大きなリターンを期待できないので、攻めるモチベーションが沸かないからです。

つまり、「稼げると言われているジャンルにはたくさんの穴がある」ということです。

なので、アフィリエイト初心者は「稼げるジャンルの中の穴を狙う」ということになります。

穴はそのジャンルのキーワード郡の中間から下にたくさん存在しています。

 

この穴をピンポイントでたくさん拾っていくのが、アフィリエイト初心者が最短で結果を出すコツです。

僕自身、新ジャンルに参入した時は競争がゆるそうなキーワードから攻めて、徐々に上へ向かって攻めていくようにしています。

まずは、最初の1本をいかに早く出すかを重視して、新ジャンルに参入しています。

 

5.最初は1つのジャンルを徹底的に攻める

アフィリエイト初期の段階では、1つのジャンルを徹底的に攻める方が最短で結果が出ると思います。

ジャンルを1つに絞れば、サイト数が増えるに連れて、そのジャンルについてどんどん詳しくなります。

詳しくなれば、より説得力のあるサイトを作れます。

アクセス解析を仕込んでおけば、実際にユーザーが検索したキーワードのデータベースも増えていきます。

1つのジャンルばかり攻めていると飽きはきますし、ネタも出てこなくなりますが、それでも気合いと根性で頭を振り絞り、考えられるあらゆる角度からそのジャンルを攻めます。

外注を使えば、自分とは違う視点の記事も用意できます。

可能性が少しでもあると思えば、迷わずそのキーワードでサイトを作り、穴をどんどん埋めていきます。

そして、1日3件以上、月に100件以上売れるようになったら、次のジャンルに入るといいと思います。

と同時に、月に100件くらい売れるようになると、商品やサービスによっては特別単価の話が来るので、さらにそのジャンルで作り込み、報酬を大きく伸ばしていくというのもありだと思います。

いずれにせよ、最初は参入すると決めたジャンルに時間、金、エネルギーを総動員すべきだと思います。

 

6.季節変動があるジャンルには手を出さない

アフィリエイトを始めた時期がちょうど「おせち」のシーズンだからといって、最初から「おせち」のような売れる季節が限定されたジャンルに参入してはいけません。

カニが大好きだからといって、「カニ通販」から始めても、売れる時期は限られているので、報酬は安定しません。

アフィリエイト初心者は季節変動があるジャンルには手は出さない方がいいです。

季節変動があるジャンルは、「すでに稼いでいるアフィリエイターの娯楽」くらいに考えて、年間通して売れるジャンルから参入すべきです。

 

7.売りやすい商品から始める

同じジャンルでも売りやすい商品と売りづらい商品があります。

たとえば、ダイエットなら30万円もするプライベートジムよりも、5000円前後で買えるダイエットドリンクやダイエット食品の方が圧倒的に売りやすいです。圧倒的に数を出せます。

そもそも、痩せるために30万円もの大金を払える人は母数が限られています。

基本的に、出費する額が大きくなるほどユーザーのアクションまでの敷居も高くなります。

逆から見ると、財布から出るお金が少ないほど、アクションしやすくなります。

そういう意味では、「財布から出るお金は少ないのにアフィリエイト報酬が大きいジャンル」は「やらない理由がないジャンル」ということになります。

 

8.ASPの管理画面で参入するジャンルの広告主をチェックする

参入するジャンルを決めたら、今度はASPの管理画面でそのジャンルの広告主をチェックします。

そして、売りやすそうな広告主、報酬が大きい広告主をチェックして、良さそうな広告主がいたらピックアップします。

A8だったら、「報酬額が高い順」に並べて、「プログラム詳細」の文章を読んで、「広告主サイト」をチェックします。

この作業には丸1日かけてもいいくらいです。丸1日でも足りないかもしれません。

まずは、自分が参入するジャンルにどんな商品やサービスがあるのか知ることが大事です。

そして、直感でOKなので、良さそうな広告主をピックアップしていきます。

また、広告主チェックをすると同時に、そのジャンルで売れそうなキーワードもテキストファイルにメモしておきます。

ASP管理画面上で見つけた文章や広告主のサイト(ランディングページ)の文章を読んでいると、売れそうなキーワードに出会えます。

これもあまり難しいことは考えずに、直感で「このキーワードいけそうだな!」と思ったらメモをして、キーワードをストックをしていきます。

 

9.検索しまくって、ライバルサイトとキーワードをリサーチする

参入するジャンル、攻めるキーワードが決まったら、今度はYahoo!でストックした複数のキーワードで検索しまくって、検索結果の1〜2ページ目に出てくるサイトを見まくります。

僕はこの作業を「リサーチ」と呼んでいます。

リサーチには4つの目的があります。

 

(1)そのキーワードで攻めた場合に、ライバルサイトよりも上位に表示できるかどうか?
(2)そのキーワードで上位表示しているアフィリエイトサイトはどんな訴求をしているのか?
(3)どの広告主をどんな順位で掲載しているか?
(4)そのジャンルのキーワードの収集

 

(1)と(2)は「敵を知る」ということですね。

スポーツや格闘技で対戦相手について調べるのと同じです。

(3)は「そのジャンルで紹介すべき広告主を知るため」です。

多くのアフィリエイトサイトで紹介されている広告主は報酬が良かったり、承認率が良かったりします。

特に、ランキング1位で紹介されていることが多い広告主に注目すべきです。

ランキング1位で紹介されるには何か理由があります。

報酬が良い、承認率が良いだけでなく、特別単価が出やすかったり、アフィリエイターに優しかったりといった管理画面では見えない何かがある場合が多いです。

(4)はそのままで「リサーチしながらキーワード収集」もしていきます。

「検索窓のサジェストキーワード」や「虫眼鏡(関連語)」や「サイト内の文章に出てくる言葉」を参考に、キーワードのストックもどんどん増やしていきます。

良さそうなキーワードがあったら、どんどんテキストファイルにメモしておきましょう。

こんな感じで、ストックした様々なキーワードで検索して、少なくても1000サイトは見たいところです。

丸1日かけても終わらないかもしれません。

そして、自分が「このサイトいいな!」「このサイトは売れてそうだな!」と思ったアフィリエイトサイトがあったら、ブックマークしておきましょう。

何をするにしても、上達するには上手い人の真似をするのが一番です。観察力が高い人ほど上達が早いです。

たくさんのサイトを見れば見るほど、どんなサイトを作るべきかが分かります。

裏を返せば、どんなサイトを作ればいいのか分からない人はリサーチ不足ということです。

 

10.攻めるべきキーワードの精査

「このキーワードで攻めるべきか否か?」

それを決めるのは、検索結果です。

検索結果にアフィリエイトサイトばかり出てきたら、そのキーワードはすでに競争が激化しているレッドオーシャンで、なかなか上位表示できない可能性が高いです。

逆に、1つもアフィリエイトサイトが出てこなかったら、そのキーワードはそもそも稼げるキーワードではない可能性が高いです。(ただ、取り敢えず作ってみるという姿勢は大事だと思います。)

また、検索結果に「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」「NAVERまとめ」「発言小町」などの悩み相談サイトがよく出てきますが、これらは強力なライバルサイトとはみなしません。

というのも、それらのページは記事内容が良いから上位表示されているのではなく、単にドメインパワーで上位表示されている可能性が高いからです。

あくまで、ライバルサイトはアフィリエイターのサイトです。

ただ、ジャンルによっては広告主のサイトがライバルサイトになる場合もあります。

旅行や求人ジャンルなどは、広告主のサイトがロングテールキーワードでもたくさん出てきます。

この場合は、広告主のページを見て、勝てそうならGOです。

この「勝てそうかどうか」という判断力は場数がものを言います。

経験値が低いうちは、判断できないし、判断を間違えることも多いでしょう。

なので、最初は「失敗も自分の経験値を上げるためのエサ」くらいに思って、怖いもの知らず的なノリでガンガン攻める姿勢が大切だと思います。

 

11.ユーザーの悩みを知る

アフィリエイターの仕事は「ユーザーの悩みを知って、その悩みを解決する商品やサービスをユーザーに教える」ことです。

ユーザーの悩みを知るには、「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」「NAVERまとめ」「発言小町」などの悩み相談サイトを読むといいです。

リサーチしながら、検索結果に出てきた悩み相談サイトを読むことで、ユーザーがどんなことに悩んでいるのか分かります。

その悩みを解決するコンテンツを作り、その悩みを解決する商品やサービスをついでに紹介していきます。

 

12.サイトを作る、たくさん記事を書く

攻めるべきキーワードや文章内容が決まったら、サイトを作ります。

アフィリエイトには「ペラサイト」「5ページくらいの小規模サイト」「30ページくらいの中規模サイト」「100ページ以上の大規模サイト」「1つのドメインを更新し続けるブログで育てる系」など様々なスタイルがあります。

どれが良いとか悪いとかは、個人的にはないと思っています。

自分がやりやすいスタイルを選べばOKです。

大切なことは、「どのスタイルを選ぶか」よりも、「どれだけたくさん価値あるコンテンツをアップロードできるか」だと思います。

「ペラサイト量産」でも「ブログで育てる系」でも、1つでも多くの価値ある記事をアップロードすることを重視すべきです。

スタイルが違うだけで、「価値を量産する」という意味では同じです。

アフィリエイトはある程度のサイト数(記事数)が貯まらないと、なかなか結果が出ません。

でも、ある臨界点を超えると、面白いくらいに成果が発生するようになります。

そのためには、それなりの数の種を蒔く必要があります。

そして、この時期が一番辛いです。

「これでいいのかな?」と暗闇の中を手探りでさまようような感覚です。

ただ、すでに稼いでいるアフィリエイターも皆、この手探りの時期を経験しています。

 

 

 

13.最後に

最初は月1万円稼ぐことを目標にした方がいいと思っています。

月1万円を達成したら次は月3万円、それを達成したら月5万円と現実的なラインで段階的に目標設定すべきだと思っています。

というのも、アフィリエイトってビジネスなので、全くの初心者がいきなり月100万円稼ぐって、目標としておかしいというか、現実的なラインではないと思うんですよね。

 

この記事がアフィリエイト初心者の方が一歩踏み出すきっかけ、報酬がアップするきっかけとなってくれたら嬉しいです。

 

 

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