キュレーションメディアとは?

 

ここ数年で「キュレーションメディア」という言葉を耳にすることが増えましたが、そもそもどういうメディアを指すのか、理解されているでしょうか。

「キュレーション」は美術館や博物館の「キュレーター」から派生した言葉で、キュレーションメディアとは「特定の切り口でインターネット 上にある情報を選定し、公開するメディア」のことです。

今回は、キュレーションメディアの基本と、大手キュレーションメディアをご紹介します。




キュレーションとは?

キュレーションとは、Web界隈では特定の切り口でインターネット 上にある情報を選定し、公開するという意味の言葉です。

元は博物館や美術館などの展覧会などを企画する「キュレーター」から派生した言葉です。

 

キュレーターは様々な美術品などから、展示テーマに合わせて内容をキュレーションする職業の人を指します。

インターネット 上では毎日大量のコンテンツ が生産されており、全ての情報を確認することはほぼ不可能です。

 

そこで、自分の代わりに必要な情報をピックアップしてくれるキュレーターやキュレーションメディアの存在が重宝されるようになりました。

 

①スマートニュース…総合ニュース系キュレーションメディア

スマートニュース株式会社が運営するキュレーションメディアです。

扱う情報は政治・経済・エンタメ・スポーツ・テクノロジー系と幅広く揃えています。

 

アプリ がメインで、情報カテゴリをタブごとに分け、横にスワイプするだけで切り替えられるUI (ユーザー インターフェース)は、後続のキュレーションアプリに大きな影響を与えました。

スマートニュースのUI がスタンダードになってきた節もあり、キュレーションアプリ業界の草分け的な存在と言えます。

 

 

②グノシー…ニュースアプリ として急成長中

株式会社Gunosyが提供するキュレーションメディアです。

 

自分が読んだニュースの傾向を読み取って配信するニュースを変えるという独自のアルゴリズム に則ったキュレーションが話題となりました。

現在はほぼスマートニュースと同様の形式になっています。




 

③Yahoo!ニュース…国内最大手のキュレーションメディア

国内大手のポータルサイト 「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフー株式会社が提供するニュースポータルサイト です。

毎日大量に配信される記事の中からYahoo!ニュース編集部が記事を選択し、選択された記事は「Yahoo!トピックス」に掲載されます。

 

 

④NAVERまとめ…ユーザー が独自にまとめ記事を作成できる

LINE株式会社が提供する、あらゆるジャンルのキュレーション記事が配信されているメディアが「NAVERまとめ」です。

誰でも簡単にページが作れるような仕組みを持っている点と、作成者がアクセス数に応じて広告収入を得られる仕組みを持っている点が特徴です。

 

 

⑤LINEニュース…スマホ特化型総合ニュースメディア

LINE株式会社が提供するキュレーションメディアです。

こちらはスマホアプリでのみ利用が可能なキュレーションメディアです。

 

エンタメ要素の強いニュースを中心に配信されており、内容的にはグノシーと同系統です。他と圧倒的に違う点は、ニュースが配信されるとメッセージアプリ の「LINE」にも通知され、メッセージを開くような感覚でニュースを閲覧できるところです。

LINEニュースの場合m1つ1つのトピックに要約文がついており、記事を全文読む余裕が無い人でもすぐにチェックできます。

ユーザー 側の負担(わざわざアプリ を開きに行く、長文記事を読む)を限りなく軽減する仕組みです。

 

 

⑥mecicolle(メシコレ)…ぐるなびが運営するグルメ系キュレーションメディア

株式会社ぐるなびが提供する、グルメ系キュレーションメディアが「メシコレ」です。都道府県別に情報が分けられており、見やすくなっています。

 

 

⑦RETRIP…旅行の情報に特化したキュレーションメディア

株式会社trippieceが提供する、旅に関するキュレーションメディア「RETRIP」です。

今まで知らなかったような観光地の情報など、新たな発見を提示してくれるキュレーションメディアです。




まとめ

情報過多になった現代のニーズ に合わせるように、近年多くのキュレーションメディアが生まれ、急成長を遂げました。

多くのユーザー に対し効率的に情報収集できる場を提供した反面、キュレーションメディアが台頭した当初からコピーコンテンツ や画像盗用の問題が叫ばれていたことも事実です。

ユーザーニーズ を無視し、明らかに広告 収入を目的としたキュレーションメディアが影響力を持ってしまうケースもありました。

 

ただ、インターネット ユーザー の利便性を向上させるための、本来の意味でのキュレーションメディアの構築を目指している企業も少なからず存在しているはずです。

誰でも情報を発信できるようになった今、全ての方が発信者としての責任を持つべきです。特に企業として情報を発信する場合、ユーザー に対する誠意や法令遵守は徹底しなければいけません。

キュレーションメディアをめぐる問題を他人事として捉えず、改めて「情報発信側の責任」について考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

雑記の最新記事8件