アフィリエイト初心者のうちは、A8.netやafbなど、オープンなアフィリエイトASPを使うことが多いと思いますが、自分の運営するサイトが成長しはじめると、もっと成果を挙げるために様々な対策を考えたり調べたりしますよね。
その場合、クローズドASPと言われる、選ばれたサイトしか登録できないASPへの登録が選択肢に入ると思いますが、実際どのような感じなのか筆者の経験も踏まえて紹介します。
クローズドASPに登録するメリット
クローズドASPに登録するメリットとしては以下の3つが挙げられます。
メリット
①報酬単価が高い
②質の高い案件が多い
③担当者と情報交換が出来る
①報酬単価が高い
A8.netやafbでも成果を挙げているアフィリエイターさん向けに特別の単価(いわゆる特単)を設定してくれる場合もありますが、クローズドASPは総じて報酬の単価が高いです。
主観では、案件にもよりますが、掲載されている報酬がほぼ全部特単といったイメージでしょうか。
②質の高い案件が多い
商材にもよりますが、クライアントが大手になればなるほど、厳選された質の高いサイトにのみ広告を掲載したいというニーズが高いです。
クローズドASPはそのようなクライアントを多く抱えていますので、サイト登録出来れば、大手の商材を紹介することが可能になります。
TVCMを打っている商品で、クローズドASPにしかない案件もありますので、掲載出来れば成果もあがる確率が高くなります。
③担当者と情報交換が出来る
多くのクローズドASPでは、担当者が面談や電話、メールでのサポートをしてくれます。
売れ筋の傾向やノウハウなど有益な情報を提供してくれたりするので、大変役に立ちます。
クローズドASPの登録の仕方
前述の通り、基本的には限られたサイトしか登録出来ませんが、大きく以下の方法で登録できます。
① 成約しやすいキーワードで検索上位表示するようなサイトを育て、クローズドASP側からの連絡を待つ
② クローズドASPサイトの登録欄から登録し、審査を待つ
③ アフィリエイトセミナーなどに参加し、紹介してもらう
基本的には①の流れで登録する人が多いです
②や③の方法でも登録は可能ですが、成果を挙げようと思うと多くの場合検索上位表示していることが前提だと思いますので、まずはそちらに注力することをおすすめします。
クローズドASP5選
探せばもっとあるのでしょうが、有名どころを中心にクローズドASPを紹介します。
①レントラックス
レントラックスは2005年創業。
金融系や美容系に強く、他では扱っていない案件も多数ありますし、報酬も高いので大変人気があります。
会社も上場しているので安心感があります。
基本的にサイト側からの登録は出来ず、検索上位表示しているメディアにレントラックス側が声をかけるシステムですが、アフィリエイト関連の塾やセミナー経由で登録できるようです。
②felmat(フェルマ)
株式会社ロンバードが運営。
案件としてはオールジャンルですが、金融に加えて美容・健康系の案件が強い印象ですかね。
会社の規模は小さいようですが、担当の方がマメに自分のサイトにあった案件を提案してくれます。
自分では気づかない案件もあるので大変便利です。
サイトからは登録することは出来ませんが、もし運営側からメールが来ているのにも関わらず返信をしていない場合は返信することをおすすめします。
③メディアパートナー
株式会社オプティマイザーが運営。金融や不動産、人材系、美容・健康系が強いです。
大手の案件が多いので安心です。サイト側からも申し込みが出来ます。
ネットでは営業がウザいという評判もありますが、筆者の場合は、いい営業さんにあたったのか比較的マメにアドバイスしてくれます。
④LINK-A
リンクエッジ運営。
デジタルコンテンツ系(電子書籍・ゲーム・アニメなど)に強みがあります。
アフィリエイターの立場に立った手厚いサポートとコンサルティング力が魅力です。
登録はサイトから出来ますが、電話での確認があるなど審査がしっかりしています。
「どうせやるならお互いしっかりやろうよ」というスタンスなので、その姿勢がある人はやってみる価値があるでしょう。
⑤SCAN
ソネットグループのソネットメディアトレーディング運営。
完全クローズドですが登録申請も出来るようです。広告数は500件強。
グルメ・健康・コスメ系の案件が多く、大手の案件から話題の売れ筋案件まで幅広い品ぞろえが嬉しいです。
まとめ
収益面でもそうですが、クローズドASPの会社とお付き合いすることで色々な情報を仕入れられるので、筆者はとても重宝しています。
成果の出やすい方法だけでなく、安全かつ適正にアフィリエイトを行ううえでの注意事項などを指摘してくれたりします。
億劫と思わず、先方からアプローチがあったときはメールを無視せず話だけでも聞いてみることをおすすめします。