知識やスキルの習得のため資格取得を目指す人は多いと思います。
その勉強方法として最も回避すべきだと思うこと、それは独学で学び続けそのまま完結してしまうことです。
1.ブログ主の場合
私もこれまで4つの資格を取得してきました。
簿記系1、不動産系2、法律系1です。右に行くほど難度の高い試験です。
予備校に通わず独学で学習したものもあれば、学費を払ってしっかり講義を受けて挑戦したものもあります。
独学ですんなり合格できたこともあるし、講義を受けたのに何度も不合格になったこともあります。
そうすると結局、自分がどれだけ集中して特定の期間に勉強に打ち込めたかにかかっている、という結論には なるのですが、思い返してみると勉強の過程に関しては後悔が多く、その多くは独学でやっていた時期の後悔です。
2.独学は気づけない
独学はお金をかけずに済みますが時間がかかります 。
私の経験で言うと、負のスパイラルに陥った時にそれに気づくことや修正をかけることにかなりの時間がかかる感じです。
年を取るほど頑固になってしまうというか、勉強法を変えられなくなっていくので、年を取るほど 時間を要します。
独学の場合、大抵の人が予備校での情報交換等をしていないと思いますので、そういった環境要因も重なり更に自分のやり方に問題があることに気づくのが遅れます。
独学のいいところ、一言で言えば気楽なところでしょうか。
一定レベルの資格であれば自己流でも一発合格できます。
でもよっぽどの天才でない限り、そこには限界ラインがあると思ったほうが賢明です。
そうしなければ独学が通用しなくなったと思い知った時に路頭に迷うことになります。
周囲と比べてよっぽど頭がよく、尚且つ常に自己の勉強手法を顧みることのできる人でない限りオススメはできません。
3.独学で注意すべきこと
以下、独学で注意すべきことを挙げておきます。
これらは過去の自分に伝えたいことでもあります。
①資格検討時点の下調べをおろそかにしない
自己流で合格できる資格には限度があると考えましょう。
ステップアップ合格的なプランを独自に作っていると特に気づくのが遅くなります。
各資格の難易度の差異がどれだけあるか都度自分で調べて見極めましょう。
②勉強範囲を明確にする
資格の勉強は、合格するために必要最低限な知識だけ身につければいいのです。
「不安だからその他の範囲も見ておこう」というのは自己満足になるだけで点数には結びつきません。
③一途になる
浮気は器用な人にしかできません。それと同じです。
テキストはこれだと決めたのならひたすらそれだけを読み込みましょう。
④自分の勉強方法に疑問を持つ
長年積み上げ構築してきた勉強法は「自分に最も適した」勉強法ではなくて、「自分にとって心地がいい」勉強法でしかありません。
⑤無理をしない
短期間での勉強量にこだわるのではなく、試験当日までを見据えた長期の勉強法の確立が最優先です。
1日にまとめて長時間勉強するのではなく「毎日30分必ずやる習慣をつけること」、これを意識しましょう。
⑥情報に触れる
孤立しててもいいですし、一匹狼的な勉強スタイルでもいいと思いますが試験に関する情報だけは常にネット等で漁りましょう。
試験問題の傾向だけでなく、その年の出題予想などの情報が少し調べるだけで簡単に手に入ります。
4.おわりに
こんな話をした理由、それはこれから新たな資格を取得しようと考えているからです。
改めて過去を反省して自分に言い聞かせてみました。
これから資格の取得を検討している人はぜひ一緒にがんばりましょう。