アフィリエイトを始めた時は、例外なく自分で記事を書いていると思いますが、ある程度長くやっていると一人で記事を作成していく限界を感じる場面が出てきます。
そんなときに誰もが一度は挑戦するのが外注化です。
この記事では外注をしたことがない人、検討中の人向けに外注ってどんなものなのかを説明します。
1.記事を外注するメリット
例えば、副業としてアフィリエイトを始めて記事を書いていても、仕事終わりに書ける記事数は決して多くありません。
どれだけ頑張っても1日24時間しか時間がない中、ましてや副業でサイト運営をしていると記事を書く時間は1時間~3時間くらいが良いところでしょう。
収益につながる記事を作成するのってかなりの労力がいるよ。
1記事に割く時間は1時間や2時間どころじゃないよね。
そんな時は記事を外注化する事で、今までの2~3倍のスピード感で作業を進めることが可能になります。
ブログやサイトから少しでも収益が上がっているなら、その収益は全て外注費にしても良いぐらいです。
無理してまでつぎ込む必要はないかもしれませんが、収入を増やすには必ずどこかで投資が必要になるので、記事外注は正しい事業投資の一つでもあると思います。
2.外注記事は上がらないんじゃないの?
何でもやり方次第です。
外注さんが書こうが、自分で書こうが、ろくでもない記事は上がらないし、内容が的確であれば順位は上がります。
ただ、ある程度自分でも記事は書けることが前提にはなるでしょう。
外注した記事の善し悪しを直感的に見極められるスキルは必要です。
3.外注はどこで依頼するの?
依頼はクラウドワークス、ランサーズなどで行えます。
サービスごとに大きく質が異なるといったことはあまり感じません。
なので自分が使いやすいと思うところを利用しましょう。
利用するサービス先を決めたら、あとは記事の発注をしていきます。
4.どんな風に依頼すればいいの?
記事をライターさんに依頼するときには、まずどこまでをこちらで決めておくかは重要です。
・キーワードだけ与えて自由に書いてもらう
・キーワードとタイトルだけ伝える
・キーワードとタイトル・見出しを伝える
・キーワードとタイトル・見出し/小見出しまで伝える
・キーワードとタイトル・見出し/小見出し・ペルソナまで伝える
細かいことを言えばキリがないですが、下に行けば行くほど発注する時に手間はかかります。
このあたりはどれだけのレベルの記事を求めるかによっても変わってきます。
キーワードだけ伝えて記事を書いてもらうと、とんでもない方向になる記事もありますが、逆に思ってもいない角度から記事を書いてもらえる場合もありません。
ですがセールスライティングを依頼して思う通りの成果を出すことは難しいでしょう。
なぜなら抜群のセールスライティングの記事を書けるライターが、クラウドワークス等で余っている訳はないからです。
レベルの高いライターさんに運良くめぐり逢えたら誰も離しませんよね。他のクライアントも同じでしょう。
なので記事を外注するのであれば、まずはできるだけハードルの低いものから依頼していくのがおすすめです。
5.外注化すると楽になる?
外注をするにしても自分が書いた記事と同じもの、もしくはそれ以上の良い記事を書いてくれると思ったら大間違いです。
外注化すると作業的には楽になりますが、気苦労は増えます。
度々以下のような問題が発生するからです。
・納期を守らない
・連絡なしで放置される
・コピペの記事が上がってくる
・意図しないものが上がってくる
納期を守らないのももちろん良くない事ですが、契約した後に作業を放棄されることもよくあります。
納期やコピペの記事についても論外として、一番厄介なのが『意図しない記事が上がってくる』です。
細かく書く内容を伝えていても発生します。
依頼する前に、まずこちらの意図を最低限汲み取ってくれる方どうかのテストライティングは行っておきましょう。
これでほとんどの悩みは解決できます。
外注をするならしっかりとマニュアルなども用意した方が良いでしょう。
クラウドソーシングで記事を依頼してみるとわかりますが、責任感のない人が多数いるのでそういった人も含めてしっかり相手にしないといけません。
記事を書き始めると嫌気がさすのかもしれませんが、そうならないようにしっかりとしたマニュアル・指導をしていくコトが必要です。
始めは特にまともなライターさんに出会うほうが稀です。
ライターを育てるという思考で付き合いましょう。
6.リサーチの重要度はかなり高い
外注化する上でどういった書き方をしてほしいかはしっかりとマニュアルに落とし込む必要があります。
その上が個々の記事依頼についても、どういったユーザーに対して、こういったアプローチでなどなどできるだけ細かく記事依頼の詳細を伝えていきましょう。
[参考:依頼する時のコツ]
・どういったユーザーに対しての記事か
・記事のタイトル・キーワード・見出しなどの構成はこちらで決める
・意見が何通りかある内容の記事の場合は方向性を伝える
記事の文字数とかはマニュアル等で伝えているとして、上記の3点は必ずしっかりリサーチしてから外注さんに伝えておきたいところです。
そして、外注さんから応募があれば必ずテスト記事は書いてもらうようにしましょう。
成長が見込めそうな人であればテスト記事があまり良くなくても今後に期待をして採用するのも全然OKです。
さきほども伝えたように外注さんは無責任な人も多いのでできるだけ人数は1人だけにせず数人は確保しておいた方が良いと思います。
こっちがどんな記事を求めているかを必ず丁寧に言語化して伝えましょう。言語化して伝えていない部分は求めていないと同じです。
7.報酬単価の設定目安は?
記事の発注を行う時の報酬単価は、基本的に1文字1円です。
これをベースに、長く付き合いのある方や信頼できる方には1文字0.5~1.0円程度を加えて関係を保つなどの工夫を加えていきます。
テストライティングを行う場合は記事の募集を行うと色んなライターさんから応募が来るため、1文字1円で募集する必要はありません。
例えば3,000文字以上で2,000円でテストライティングを依頼し、そのまま採用する場合にはプラス1,000円を加算する形でいいと思います。
8.おわりに
ここまでが、ライターさんの採用を決めるまでの流れになります
一通り、外注化のイメージがついたでしょうか。
外注には合う・合わないがもちろんあると思いますが、一つの効率を高めるツールと考えてやってみると新たな発見等もあります。一度試してみてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。