起業といえば必ず連想するものがあります。
それがリスク。
成功した姿を想像する以上にどうしても危機に陥った場合のことを考えてしまう。
ネガティブというか慎重というか、これは日本人の特性なのでしょう。
日本人の98%が不安遺伝子を持っているのも影響しているかもしれません。
リスクがあるのであれば、リスクを分析して対抗策を考えないといけません。
この記事では起業のリスクを回避する方法についてご紹介します。
1.借金とか失業がこわい?
たとえば起業のリスクとして、借金や失業というワードが頭に浮かぶかと思います。
典型的なのは事業に失敗して何億円もの借金を抱えてしまい、経営破綻→差押→取立て地獄など。
しかし、今日では起業の内容次第では完全自己資本で起業することも可能な時代です。
また、最近では返済義務のない資金調達などの方法もかなり増えてきています。
調べることを怠らなければよっぽどのことがない限り借金自体が大きなリスクとなることはないでしょう。
また、昔の日本は失敗に厳しく再チャレンジが厳しいというイメージでした。
未だに再チャレンジがしづらいのは事実ですが、近年は起業したことのある人や経営経験のある人を社会全体が評価するようになりました。
上手く立ち回ればキャリアアップに繋げることも可能でしょう。
近年は、起業経験を評価する企業も増えています。
就職→起業→就職→起業という生き方も認められる時代が来るかもしれません。
「起業で失敗してもいい。」それくらい楽天的な思考で自身のビジネスに取り組みましょう。
2.リスクのある起業とは?
リスクのある起業というのは以下のようなケースです。
①人脈を作らずに起業する
②ノウハウをためずに起業する
①人脈を作らずに起業する
まず間違いなく、人脈がない人よりも人脈がある人の方が起業をスムーズに軌道に乗せていける可能性が高いです。
また、自分のビジネスが行き詰った時に相談できる相手がいないのは精神的にもつらいです。
事業に取り組んでいるうちに起業仲間は増えていくでしょうが、早めに始めるに越したことはありません。
起業すると決めたら、交流会などに参加して人脈作りに着手しましょう。
異業種交流会には様々な人がきます。ここで起業仲間を探すことができます。
また、スタートアップ企業の役員級の方とも会える可能性があります。
すぐに実現することはないにしても将来自分のビジネスに役立つことがあるかもしれません。
交流会は積極的に出ておきましょう。
②ノウハウをためずに起業する
何から手をつければいいかわからない状態のまま、ふわっとした状態でビジネスの世界に突っ込んでいくのはあまりにも危険です。
いわゆるカモネギ状態です。
逆に、起業前にノウハウを身につけておけば幸先のいいスタートが切れます。
結果としてその次に何をするか、さらにその次に何をするかが連鎖的に明確になります。
ビジネスの世界では仕事にリズムを持たせることは重要です。
3.ノウハウを身につけるには?
ノウハウは次のような方法で習得しましょう。
①独学
②週末起業
③副業
①独学
主に本を読んだり、セミナーに出たりして知識を蓄えることを指します。頑張って堅苦しい書籍を読む必要はありません。
まずは身の丈にあった書籍を探し出し、定期的に書籍から知識を吸収する習慣を身につけましょう。
セミナーは無料セミナーでも実際に起業経験のある人が講演をするもの等、役立つ情報を得られるものがあります。
経験者から生の声を聞くことは非常に重要です。
また、学んでおくべきものとして一つ挙げるとすればプログラミングスキルです。
プログラミングスキルをつければ、自分自身でHPを作れます。
突き詰めていけばアプリを作ってそのままリリースすることもできます。
情報社会の中で起業するのに情報発信するための術を知らないというのはあまりにも危険です。
プログラミングは必ずこの先も役に立つスキルの一つです。
起業を検討する方はざっとでも触れて免疫をつけておきましょう。
意外と面白いと思うかもしれません。
最近はWeb上でプログラミングを学べるサービスが豊富にあります。
部分的に無料で受けられるものもあります。
それなりのプログラミングスキルをみにつけたいのならプログラミングスクールに通ってみるのがおすすめです。
一日~数日間で実施しているものもあります。
②週末起業
趣味の延長で試しに週末だけ軽い気持ちで始めてみましょう。
ブログや通販、自分でサービスを開発できるのであれば、アプリやサイトを作ってしまってもいいでしょう。
リスクを考える前にできることから始めていきましょう。
ビジネスに大事なことは試行錯誤です。とにかくやってみることが大事です。
③副業
3つ目が副業。スタートアップやベンチャー企業では土日や空いている時間で働いてくれる副業人材を積極的に採用しています。
特にスタートアップは自身が将来起業する際の予行演習にもなり、実務に直結する多くの経験を得られます。
どこでつまずきやすいのかといった失敗事例、自分では気づけなかった賢いやり方、ビジネスの世界での最新の情報、こういったものを学べる貴重な機会になります。
副業を探すのであれば、WorkshipAGENTやプロの副業がおすすめです。
4.まとめ
ここまでリスクを抑えた起業方法についてご紹介してきました。
100%のリスクをなくすのは無理だけどリスクを抑える方法はたくさんあります。
この記事を参考にして起業の準備をしていただけたら嬉しいです。