トラリピを2019年3月から運用しています。
現在8通貨ペア運用中(トルコリラ、メキシコペソは対象外)です。
今回は6月のトラリピ運用結果を報告します。
↓トラリピって何?って方はコチラ
今月の運用結果
今月の実績はご覧のとおり。
トラリピ:6月実績
・運用総額[月初]:10,172,821円(実レバレッジ約1.7倍)
・実現利益(単月): +119,765円(単月ベース14%/年)
・実現利益(累計): +292,586円(累計ベース9%/年)
独自試算表の作成とポジションの見直し
でも、都度メンテをする姿勢があるなら特定のレンジに発注を集中させても大丈夫そう。
3~5月の実績を基に発注レンジとレンジ毎のポジションを見直しました。
その結果、レバレッジを変更することなく収益性を向上することができました。
見直しにあたっては、マネースクエアのWebサイトで開示されているトラリピの各指標の算式(といっても特殊なものはありません)を基に、エクセルで作りました。
トラリピ試算表の代用品ですね。
マネースクエアで公開されている試算表は、トラップ本数の入力に上限があったり、一つの通貨ペアに対する運用額を入力しなければならなかったりと、少し使いづらい部分があります。
特に広範なレンジで多くのトラップを張っている場合や、複数の通貨を運用している場合、リスクの把握が十分かつ即座に行うことが出来ません。
複数通貨を運用している場合は、いつでもシミュレーションができるそれ専用のエクセルシートを自身で作成したほうがいいでしょう。
シートは下記のようなイメージ。
通貨ペアすべて各トラップの情報まで入力します。
各通貨ごとの必要証拠金等の情報を最終的にひとつの情報にまとめています。
このシートを作成したことで、実レバレッジや維持率の調整をしながら発注量を検討できるようになりました。
レバレッジ・維持率・収益性の関係性が見えてきました
ポジションの見直しにより収益性も大幅に改善されました。
これまでの実績を見るに、1,000万円の運用でも月20万円を稼ぐこと(年利24%)を達成することは十分に可能です。
この場合の実レバレッジは3.0倍前後、証拠金維持率は800%前後で推移するような運用イメージとなります(あくまで2019年6月現在の市況が続けばという前提です)。
この2つの指標は運用する人それぞれで考え方が違います。
マネースクエアは運用目安として維持率1000%での運用を勧めていますが、これはおそらく、投資初心者を対象とした提案であり、なおかつ忙しく働いている人(=ほったらかしで運用する人)がいることも念頭に置いた上での数値と思われます。
(なお、実際に利用し始めればわかりますが、運用状況は毎日確認しますし、レンジやポジション量も毎週変更の検討をするような思考に変わるので、ほったらかしにしていていつの間にか損失が拡大した!という事態になる人はごく少数でしょう)
実際のトラリピ利用者の中には、実レバレッジ10倍くらいで運用する人もいますし、証拠金維持率300%以下で運用している人もいます。
そういった点も考えると、実レバレッジ3.0倍前後、証拠金維持率800%前後を目安とした運用はだいぶリスクを抑えた運用だと言えます。
この低~中リスクの運用で年利20%以上を目指せるのだから、トラリピはひとつの運用手段としてかなり魅力がある部類と言えます。
なお、私はこれまで実レバレッジ1.0~1.9倍で推移させてきました。
(個人的には5.0倍までリスクを許容しています)
7月は2.0~2.5倍あたりで推移させ、収益性を徐々に上げたいと思います。
引き続き、トラリピの運用状況についてはブログ上でレポートしていこうと思います。
皆さんが投資に希望を抱けるようなレポートを作れるよう、今後の相場変動と利益の増大+収益安定化に期待します!